足元を見られる
2018-08-06
そんな事は気にしないで好きな靴を履いている。
ジョージ・クレバリーのブラインドフルブローグ。
10数年前にBEAMSで購入したものだ。確かC&J製だと聞いた記憶が。
当時の私には高額(否、今でも高額)で、しかし憧れは大きな活力となり購入に至る。
購入当時は、これが本格靴の革質か、などと感動したものである。マニアの方々からすれば特筆すべき様な革質ではないのかも知れないが、その時の私にはこれが最上だったのである。
磨くと綺麗な光沢が出る。しかも不自然でないのが嬉しかった。
そして長い「修行」が始まった。革靴は自分の足に合わすため、購入時はジャスト~少しキツめを選ぶ。
そこから自分の足に合うように履いていくのだ。
でもこれ、かなり痛い。。まともに歩けるようになるまでそれなりの時間を要した。
(これはデザインの都合だが)踝付近には血痕が残っている。
オールソールも5回ほどしただろうか。扱いも手入れもそんなに良くなかったので、あちこち傷だらけ。
クラックもある。
しかしまだまだ現役。これが誇らしいのだ。
酷使してきたが、まだもう少し頑張ってもらおう。
履くことが、靴への最上の愛情表現である。